広島、戦争と平和を想う旅へ
【広島市とは】
日本は、世界で唯一原爆を投下され、実際に多くの人命が失われた国です。
そんな日本に生まれ、日本人として生活しているからには、原爆の悲劇や戦争の悲しみを繰り返さなないためにも、過去を風化させてはなりません。
そんな戦争と平和を想う旅に最適なのが、広島の市内観光です。
広島市は、原爆によって多くの市民が犠牲になった過去を持つ都市です。
その後は戦後復興の名のもとに爆発的な成長を遂げ、現在では中四国でも最大の都市として多くの市民が暮らし、観光客でにぎわっています。
【戦争と平和を想う旅】
・原爆ドーム=
広島、そして原爆被害の象徴ともいえるものが、この原爆ドームでしょう。
広島市街地の中心部に位置するこの廃墟は、かつては広島県産業奨励館として文化発展に寄与してきた建築物でしたが、原爆投下によって現在の姿になってしまいました。
原爆の威力や悲劇を伝える負の遺産として、世界遺産にも登録されています。
世界中から多くの観光客が訪れることでも知られ、戦争と平和を考える大きなきっかけとしていまなおその姿を留めています。
交通の便が非常によく、市街地からすぐに移動できるので、観光しやすいスポットでもありますよ。
凄惨な姿を遺す原爆ドームの前に建つことで、様々な想いを感じることができるのではないでしょうか。
・広島平和記念資料館=
市民からは原爆資料館とも呼ばれる、戦争の記録や遺物、そして核兵器の恐怖を伝える重要な資料が多く展示されています。
小学生の平和学習にも利用されており、常に多くの観覧者でにぎわっています。原爆被害にあった方々をモデルに作られた人形展示は圧巻で、所見では泣き出してしまう人もいるほど。
ですが、戦争を知るうえでこれ以上ないほどのメッセージを感じることができます。 原爆ドームに隣接しているので、合わせて訪れたいですね。
・大和ミュージアム=
呉市海事歴史科学館のことを、その展示内容から大和ミュージアムと呼びます。 もともと呉市は大戦時に海軍の造船所として稼働しており、日本最大の戦艦大和もこの呉市で造られました。
その1/10模型が目玉展示ですが、それ以外にも多くの戦争資料が展示されており、平和について考えるとてもよいきっかけになります。
幼い子供にとっては「大きな船がある博物館」といった印象で楽しめますし、そこから戦争や平和を知ることもでき、有意義な時間を過ごすことができますよ。
もちろん、広島には宮島や本通り、尾道など戦争に関連しない観光スポットもたくさんあります。戦争と平和について噛みしめた後は、そういった場所でぐっと羽を伸ばしてくださいね。
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